• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

2024年第3回定期防除の実施

 昨年ほどではないが、今年も例年よりも桜が早く開花しているため、今回の定期防除も梨の満開前の散布が推奨されている事から、花の状態と天気を見極めながらの決断だった。多品種が混在している当園としては、品種による開花時期のずれも判断を難しくしている(写真はスモモの背景に桜)。

 今回のJAの通知には、開葯器を設置した事が案内されていた。これまでも話題にしてきたが、火傷病が発生した中国産花粉の輸入禁止により人口交配用の花粉の確保が困難な生産者を支援するための措置だ。当園は幸い多品種混在のため人口交配しなくても大丈夫。それでも昨年も今年もミツバチの助っ人に働いてもらってはいるのだが。

対象病害虫

  • 黒斑病・黒星病・ハマキムシ類

散布薬剤 

  • ネオエステリン(10,000倍):展着剤
  • ミギワ20フロアブル(2,000倍):イプフルフェノキン殺菌剤
  • カスケード乳剤(2,000倍):フルフェノクスロン乳剤で殺虫剤
  • 10アール当たり300リットル以上散布:当園40アールに1000リットル散布した