今年の冬は暖冬との予測だった。平均気温は高かったようだが、2月に雪が降る回数が多くまた量も多かった。春の訪れをやや遅らせていたように思っていたが、松本城の桜は4月2日の開花予想となっているようだ。
JAが示した第1回の定期防除の内容は昨年と同様で、特にカイガラムシ類とハダニ類の越冬卵、ニセナシサビダニの駆除を目的とした農薬散布で、これまでと同様の指示内容でした。スプレーオイルと石灰硫黄合剤とされている事も変わりなく、(当園では)昨年までは石灰硫黄合剤は散布していませんでしたが、園地の一部にカイガラムシの発生が多いため、今年は指示通りの調合で散布することとしました。
散布期日:発芽直前から発芽まえまでに
散布量:10a当り 300リットル以上(当園40aでは換算量1200リットルのところ1000リットル散布)
対象病害虫:カイガラムシ類・ハダニ類
同時に、これからの凍霜害に備えて防霜ファンの点検も実施した。