• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

2024年第1回定期防除の実施

 今年の冬は暖冬との予測だった。平均気温は高かったようだが、2月に雪が降る回数が多くまた量も多かった。春の訪れをやや遅らせていたように思っていたが、松本城の桜は4月2日の開花予想となっているようだ。

 JAが示した第1回の定期防除の内容は昨年と同様で、特にカイガラムシ類とハダニ類の越冬卵、ニセナシサビダニの駆除を目的とした農薬散布で、これまでと同様の指示内容でした。スプレーオイルと石灰硫黄合剤とされている事も変わりなく、(当園では)昨年までは石灰硫黄合剤は散布していませんでしたが、園地の一部にカイガラムシの発生が多いため、今年は指示通りの調合で散布することとしました。

散布期日:発芽直前から発芽まえまでに

散布量:10a当り 300リットル以上(当園40aでは換算量1200リットルのところ1000リットル散布)

対象病害虫:カイガラムシ類・ハダニ類

同時に、これからの凍霜害に備えて防霜ファンの点検も実施した。

  • スプレーオイル 50倍
  • 石灰硫黄合剤 10倍 
  • 対象病害虫:カイガラムシ類・ハダニ類(越冬病害虫とその卵)
  • 散布注意事項:他の作物にかけない。残液は河川等への流出厳禁(水生生物への影響あり)
  • 防霜ファンの点検:ブレーカーと温度センサー、ファンの回転と首振り、温度設定