• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

2023年第12回定期防除の実施

 2022年実施の農薬散布の状況(一覧)は、すでに示している通り。

 当園の梨の収穫は、早生の「喜水」から始まる。続いて「幸水」だが、ほぼ同じく「愛甘水」が収穫可能となり、「豊水」「長十郎」「南水」「あきづき」と続く。今回の定期防除の前に「喜水」はほぼ収穫を完了している。今年は雨が少ない事に加えて、影響の範囲は定かではないが地域のスプリンクラーが動作せず、玉の(大きさの)伸びが今一つだ。玉が伸びていない物を残してしばらく待つことになる。これはいつも通りだ。

対象病害虫

  • 輪紋病、黒斑病、黒星病
  • シンクイムシ類、ハダニ類など

散布薬剤

  • ネオエステリン(10,000倍):展着剤
  • ストロビードライフロアブル(2,000倍):殺菌剤〔クレソキシルメチル〕
  • サムコルフロアブル10(5,000倍):殺虫剤〔クロラントラニリプロール〕
  • コロマイト水和剤(2,000倍):殺虫剤〔ミルベメクチン〕
  • 散布注意事項:コロマイト水和剤は年間の使用回数制限が1回
  • 10アール当たり500リットル以上が推奨されているが、当園40アールに1,500リットル散布