• 問屋ファームでは、信州安曇野で育った果物(梨やスモモ)の販売をしています。

2023年第9回定期防除の実施

 2022年実施の農薬散布の状況(一覧)は、すでに示している通り。

 梨やその他の果樹が10日から14日昨年よりも早めに進んでいるのだが、梨の玉伸びはそれに比例せず、ほとんど変わりがないような気がする。雨が少ないためだろうか。それとも摘果で玉数をやや多めに残しているためか。降雨量についてデータとして比較しているわけではなく、感覚的な事ではあるが。

 園内の下草刈りについては、今の所、昨年よりも管理が行き届いている。除草剤はなるべく使用しないようにして、草刈り機で刈ることに努めている。

 今回の防除についても、これまでと同様に前回(第8回目の防除)から2週間以内を目安に実施するようにとの「JAの通知」を遵守して実施した。

対象病害虫

  • 輪紋病、黒斑病、黒星病、うどんこ病
  • アブラムシ類、コナカイガラムシ類、ハダニ類、ハマキムシ類、カメムシ類、シンクイムシ類

散布薬剤

  • ネオエステリン(10,000倍):展着剤
  • ベルクート水和剤(1,000倍):殺菌剤
  • ダントツ水溶液(2,000倍):殺虫剤
  • 10アール当たり500リットル以上推奨:当園40アールに1500リットル散布