• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

スモモ(月光)を市場に出荷

 日中収穫したスモモ(月光)を、夕刻に松本中央卸売市場に出荷した。

 (休日農家の)私は、7月22日朝の競りに間に合わせようと急いだ。

 写真左側のMサイズ1箱4.5Kgと右側Sサイズ5Kg1箱5.0Kgとし、Lサイズはまだ数が少ないのでMサイズに含めた。収穫した月光のうち規格外として出荷しなかったものは、過熟だけでなく、果梗(軸)抜けや裂果、変形など理由はさまざま。

 果頂部から色づく場合は良いが、果梗部から色づく場合は何らかの問題がある場合が多い。例えばシンクイ虫などの侵入や内部からの裂果など。

 成熟過程での生理落果も多く、収穫に至っても(ご覧のとおり)不良率が高い難しい品種だ。

 亡き義父が以前栽培していたものを、よく盗み食いしていた私だが、私も農業に興味を持つ足掛かりとして最初に選んだ品種で、何も知らずに苗を購入して取り組んだ。

 ある先輩農家が「月光を?!」と言ってニヤリと笑った理由を知ったのは、苗を植えてから2年目の時だっただろうか(笑)