これまでにもジョウビタキの目撃について話題にしていた。「安曇野に定住か」と思い、散歩中にも近くで営巣しているのではないかと木々の間を注意深く観察してきた。
よくジョウビタキに遭遇する場所の近くでは、同時に何匹かのネコにも遭遇していて、営巣していたとしても非常に危険だと感じていた。
いつものように早朝の散歩をしていたところ、そんな不安は吹き飛んだ。ジョウビタキの親鳥と幼鳥と思われる集団に遭遇したからだ。オスが2羽もしくは3羽、メスが3羽いた。半径およそ30mほどの範囲の木陰を飛び交っていた。
営巣している証拠として巣の中の卵やヒナにエサを与えている様子を撮影することはできなかったし、今回も薄暗い中で携帯していたバカチョンカメラでの撮影。フォーカスが合わず内心イライラしながらの撮影。フェンスに3羽がとまっている様子があったし、私が注目して狙っている個体の背後を横切ったりしている。
通常は、ジョウビタキは縄張り意識が強く、3羽が仲良く同じ場所にとまっているような事はない。こうした事からも家族とみて間違いないと思うのだが、野鳥の専門家はどのように評価するだろうか。
追記:その後6月12日の早朝にも、オスの幼鳥と思われるジョウビタキに遭遇した。残念ながら写真におさめる事は出来なかったが、周囲には仲間はおらず単独で行動しているようだった。