日本では冬鳥として知られるジョウビタキだが、例年だと3月の終わりくらいからあまり姿を見なくなる。ところが、4月20日にジョウビタキのオスの姿を見て驚いた。その後も散歩中にオスの姿を見かけたので「同じ個体だろうが、旅をせずのんびりしているやつだ!」などと思っていた。
ところが今朝散歩をしていると、メスの姿を見かけただけでなく近くにオスの姿もあった。オスは木の枝にとまっていて、メスは地面で捕らえた虫をくわえて木の茂みに入って行ってしばらくすると姿を現した。オスもその周辺の木の枝を行ったり来たり。
北海道での繁殖については報告があり、また、長野県でもいくつかの事例があるらしいが、まさかここ安曇野でも???と思う光景だった。近くに巣はないものかと、メスが飛び込んでいった木陰に目を凝らしたがよくわからない。
★後日談の追記
5月7日にもオスとメスを近くで見かけた。また、5月9日にもオスの姿を見かけた。この付近には野良猫が複数闊歩していて営巣は危険だ。さらに5月10日にオス、5月12日にはオスとメスが戯れている様子を見ることができた。カメラの同じフレームに納める事は出来なかった。