• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

タマネギの苗が逃走した!

 平年よりも高い気温が続いていた。先日は強風注意報が出ていた。そして梨やスモモなどの剪定を急ぐあまり野菜畑の事を完全に忘れていた。

 昨年秋にタマネギの苗を800本ほど植えていた。春になって霜柱が解ける頃には気を付けなくてはいけない事は知っていたが、先日畑を見に行くと植えたタマネギの苗の7割が強風に吹き飛ばされて無くなっていた。マルチも一部を残してどこかに吹き飛ばされていた。

 冬の間も雪の下からわずかに伸びた苗が顔を見せていた。雪の重みでマルチが抑えられているうちは良かったのだが、雪解けがあっという間に進んで、その後の強風注意報レベルの風。ひとたまりもなかったようだ。

 残りの苗を大切にしていくしかない。昨年から始めた野菜畑だが、これは苦い経験となった。

散歩の途中、いつも注目している野菜畑がある。今の時期は何をしているのか?と、いつも参考にさせて頂いていた。そこを見ると、がっちりとマルチの周りに土を盛っているだけでなく、マルチの上に抑えをして止めていた。「こうしておくべきだったのですね先輩!」。どなたの畑かは知りませんが、ご教授ありがとうございます。