• 問屋ファームでは、信州安曇野で育った果物(梨やスモモ)の販売をしています。

桜の木で鍋敷作り

 時々目立てをしながら使ってきたチェーンソーだが、数か所刃こぼれもあったので、チェーンを新品と交換した。

 そのような中、以前、槐(えんじゅ)の木の木目が独特で美しいため、輪切りにしてコースターにてみたところ、(知人との話の中で)コースターだけでなく急須敷や鍋敷にもできるのでは、と話が膨らんだ。槐の木は枝を剪定しただけなので、その直径からすると急須敷が限界で、鍋敷はできそうにない。これからの寒い時期には土鍋で寄せ鍋を作るなんてことはよくある。そんなときに利用しようと思う。

 たまたま、手ごろな直径の桜の伐採木を保存してあったので、チェーンソーの試し切りにと思って刃をあててみた。均等な輪切りはとても難しい事が分かった。飛び散った木くずは、乾燥して燻製用の桜チップにしたいくらいだ。

 真冬の間に梨の木の剪定をしなくてはならない。50年を超える老木の一部は、切り落として若い枝に更新しなくてはならい。そんな作業に備えてのチェーンソーのメンテだったが、本来の目的に力を発揮しないのでは本末転倒だ。これくらいで勘弁してやろう。