• 問屋ファームでは、信州安曇野で育った果物(梨やスモモ)の販売をしています。

まだいたの?カブトムシくん

 最近はすっかり秋らしくなり、セミの声がだいぶ少なくなった。それもそのはず、散歩の途中、道には力尽きたセミが多数落ちている。夕方からは秋の虫の声でざわついている。

 今日は農作業の途中、畑の隅をのっそりと歩くカブトムシを見つけた。サイズは大きくて子供ならば喜んだことだろうが、この時期に見かけると気持ちは複雑だ。体に雑草が絡みついていて「おまえ大丈夫か?」と、心配になってしまう。

 夏の真っ盛りならばホームセンターで購入した「昆虫ゼリー」なるものがあったのだが・・・。仕方なく、落下した梨を放り込んでいる穴に連れて行った。梨の所に置くと急にシャキン!としてかぶりついた。

 カブトムシを飼育する時は「スイカを与えすぎるとお腹をこわす」と本に書かれていた。梨とて似たようなもの、「ほどほどにしておけよ」と言っても彼にはわかるまい。