農薬（定期外）特別散布の実施

　2021年実施の農薬散布の状況(一覧）は、すでに示している通り。

　JAより5月31日に「梨 特別散布の実施について」との通知があり、散布期間を6月7日から11日頃に実施するようにとのことだった。去る6月6日に関東甲信地方の梅雨入りが発表されたばかりで、このところ天気予報がめまぐるしく変わり、判断を迷わされる。

　一昨日の予報では6月9日に雨で、6月10日は午後の降水確率は高くなるものの午前中は晴れ間もあるとのことだった。しかし、9日は曇りで晴れ間も見えていて雨は降らず。予報を信じて9日の実施を見送って本日10日にしたのだが、今朝農薬散布をした後の10時を過ぎたところで弱い雨。午後には降ったりやんだりだった。

対象病害虫

• 輪紋病、黒斑病
• シンクイムシ類、ハダニ類など

散布薬剤

• ネオエステリン（10,000倍）：展着剤
• キノンドーフロアブル（1,000倍）：殺菌剤
• サムコルフロアブル（5,000倍）：殺虫剤
• 黒斑病多発園ではユニックス顆粒水和剤（2,000倍）を加用との指示（当園では問題なく実施せず）
• 10アール当たり500リットル推奨：当園では40アールに1500リットルを実施した