• 問屋ファームでは、信州安曇野で育った果物(梨やスモモ)の販売をしています。

第2回定期防除の実施

  昨年の農薬散布のすべての状況はすでに示している通り。

 今朝の最低気温はマイナス0.7℃で、1℃で動作設定している防霜ファンが回っていた。JAから通知されている定期防除は本日4月17日から4月20日までの間に実施するようにとの指示で、指定期間以降の農薬散布は訪花昆虫に影響がある事。併せて朝8時までに散布を完了する事が求められている。

 対象病害虫はナシミハバチ・ナシキジラミとされていて、散布薬剤は以下のとおり。

  • スミチオン水和剤40(100倍):コリンエステラーゼ活性阻害
  • ネオエステリン(10000倍):展着剤
  • 10アールあたり400リットル以上

 当園(40アール)では1600リットルのところ1500リットルを散布した。

今月4月5日から4月13日までの間は最高気温20℃を越える日が続いた(4月8日は17.8℃)。そのためか急速に梨の蕾が膨らんで、4月14日以降はやや気温が低くなったものの開花が始まっている状態。すでに市街地の桜は散り始めている。