• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

秋を感じる落とし物

 「落とし物」などとすると、いったい何のことかと思われるでしょう。散歩中に樹々からの「落下物」を発見して秋を感じるこの頃です。

 栗やドングリ、栃の実のその造形に心惹かれる事があります。私は栃の実を拾った事はありましたが、その外皮というのか果肉というのか正確な用語はしりませんが、実を包んでいる部分を意識して拾った事がありませんでした。その印象としては、ウルトラマンなどに登場する怪獣の姿で似たような質感というかデザインをしたものがあったように思えました。

 ドングリはおもしろかったですよ。ある時、アスファルトの路上におちているドングリが弾けているではありませんか。早朝、朝日があたり初めて、路上の温度が少し上昇したためと思われます。ドングリのキャップが外れると同時に弾けて、まるで虫が飛び跳ねているようでした。

 栗は通常「イガ」があって、中の実を取り出すのに苦労する場合があります。ある時、緑色のゴツゴツとしたものが道に落ちていたので、中を開いてみると栗でした。これにも驚きました。イガの部分は果肉だそうですが、「トゲなしの栗」がある事を知りました(写真のようにわずかにイガがあるのですが)。試しにネットで検索してみたところ、クリ(栗):とげなし栗接木苗4~5号ポット[とげがなく食味良好クリタマバチ耐性強][苗木]の販売もしていました。