• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

常念岳への思い

 安曇野市に生まれ育った私。生家は市の中心地で、現在の市役所にほど近い場所だった。市役所付近の市街地開発に関連した道路拡幅によって自宅は移転を余儀なくされた。より常念岳に近い堀金に転居して15年ほど暮らしたのち現在の三郷に移住した形だ。

 常に常念岳を眺めて暮らしていた事はいうまでもなく、小学校の校歌にも登場しその名を詠んで語りかけていた。高校を卒業して長野県を離れ、東京で学生時代をすごしていた時期は、帰省するたびに大糸線の車窓から眺める北アルプスの美しさに目を細め、その中にあって悠然とたたずむ常念岳の姿に安堵感を覚えたものだった。

 常念岳は、同じ安曇野市であっても、眺める位置によって(当然ではあるが)姿を変える。長年見慣れた姿を最も美しいと思うのは私だけではないようだ。市内の北部、中部、南部それぞれの角度から見たそれぞれの姿、長年住んだ場所からの眺めは、その地域への思いとセットになっている。

 当農園のロゴをデザインするにあたり、中央に常念岳の姿を配置したのも、故郷信州安曇野への思いを込めての事だ。