• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

柿の収穫と脱渋

 柿もかなり色づいているので収穫することにした。今年は記録的な暑さと残暑ではあったが、例年とほぼ同時期の収穫になった。

 私たち家族は甘柿には全く興味がないかのようだ。それというのも甘柿も植えてあったかもしれないが、家族の誰も「収穫した」と言って食卓に並べる事がない。例年収穫しては干柿を作ったり、脱渋して食べたりしている。

 平核なし柿と蜂谷柿を収穫した。いずれも渋柿だ。私が平核なし柿を、妻が蜂谷柿を収穫した。

 妻はすぐに皮むきの作業に入り、紐で縛って吊るしていた。私はアルコール処理して脱渋するものと、干柿にするものを選別した。まずアルコール処理から初めた。

 例年やっている事ではあるが、この柿があるという安心感からか、甘柿を頂いても味見する程度で何個もいただくことはない。平核なし柿は渋柿だが、大きくていわゆる「たねなし」のため、上手に脱渋すると非常に甘いし、たねを気にせず「ガブリッ」と食べることができる。脱渋完了時には固い状態で、すこし日にちを置けば柔らかくなってくるので、好みの状態で食べることができる。

 また、平核なし柿は大きいものは260g(今年は300g超はなし)、蜂谷柿だと300g超えも数多くあり、干柿にした場合は水分が抜けて小さくなるものの、非常に食べ応えがある。

 過去の収穫状況2022年2023年2023年の干柿

お正月には年賀として干柿をパッケージングした