• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

大和ルージュを出荷

 台風10号は時速10Kmほどのスピードで進路を不規則に変えながら、長い時間停滞して大雨をもたらしている。

 東の畑に植えた大和ルージュは風で倒伏するのではないかと何日も前から心配していたが、もうすぐ熱帯的気圧になるとの予測で、また早朝の天気の予測としては曇りとなっては収穫するしかあるまいと思っていた。この土日をスルーすると成長が遅れ気味なものはまだしも、7月下旬から8月上旬に雌穂がでて授粉したものは、すでに25日以上経過して収穫適期を迎えている。

 朝4:30に起きて5:00少し前から収穫を開始した。

 草刈りをやってもやっても雑草が伸びてくるため膝丈を超え、大和ルージュの光合成をも脅かすばかりか、収穫時にも朝露で腰から下を濡らすためカッパを着ての作業となった。

 約300本ほどを収穫して軽トラに積んだ。

 ひとまず2本組を12セット作って三郷サラダ市場に出品。本日5:00に収穫した事をアピールしようと思い、シールを作成して添付した。

 サラダ市場に出してしばらくすると雨が降り出した。台風の影響で観光客だけでなく、地元住民も買い物に出かけるはずもなく、開店後の駐車場は車は数台。厳しいスタートとなったが、昼までの様子をみて起動修正しようと決めていた。

 軌道修正は余儀なくされた。わけあり品として袋に詰めていたものも含め、6セットしか動きがなかったので、追加出品できるよう選別作業中だったものも含めて、ご近所やお世話になっている方たちに配布した。

 その他のものは、あらかじめ予約いただいていたお客様に連絡して買っていただき、残りは市場に出荷する事にした。