• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

富山から石川へ

 海産物を食べたくなって富山方面へドライブすることにした。

 最初は一家で愛犬(ミルキィー)も連れて行こうとの話もあったのだが、妻と息子がくじけてしまったので、結局私と娘とでドライブすることになった。夜明け前の3時20分に出発。海産物を買ったらお昼までに帰宅して「海鮮バーベキューでもやろう!」と妻と息子に言い残して出発した。

 安房トンネルを通って富山に出る頃には夜が明けてあたりは明るくなった。

 富山市内到着はあまりに早く、海鮮市場は9:00からの開場なので3時ほど時間があったので、能登半島方面にも足を伸ばしてみようということになった。

 能登半島は一家でよく海水浴に訪れた場所だ。

 子供達もお気に入りで、一時期は夏に複数回訪れることもあった。旅館に宿泊するだけでなく、オートキャンプ場でキャンプをしたこともあった。家族にとって思い出多い場所だ。その能登半島が元日に大地震にみまわれ、大きな被害が出た。思い出の地は今どうなっているのだろうかとの思いもあって、少しドキドキしながら向かった。

 折り返しの時間を考慮しつつ、七尾市まで車を走らせた。

 住宅の屋根瓦が真新しいところがかなりあり、被災後の修復であろうことが見て取れるばかりか、まだブルーシートがかけられている屋根もあった。中には地震で倒壊したと思われる建物もあった。

 七尾市にある鮮魚センターは、駐車場が陥没して海水が流入した状態になっていた。家族でキャンプに訪れた際にも食品を買い求めに来た場所だ。

 報道によるとまだ水道の復旧もできていない地域があるという。被害の大きさは計り知れない。

※後日談ではあるが、この後の9月には能登半島で豪雨災害が発生した。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。