• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

紅白のスイートコーン

 マルチの間から少し出ているのは、トウモロコシの白(ピュアホワイトと味来)だが、ピュアホワイトは発芽率が悪く1割ほど、味来は9割ほどだろうか。

 大和ルージュとは成長の差が著しい。

 それというのも、収穫までに約100日近くかかる大和ルージュに対して、ホワイト系は70日ほどのため、収穫時期を揃えるために、意識的に播種をずらした。

 敬老の日の少し前くらいに「紅白のセットをつくろう」などと目論んだのだが、ホワイト系を播こうと思っていたところに、休日と言えば雨天の連続(泣)。

 それもそのはず、ちょうど梅雨時と重なってしまい延期に次ぐ延期で、「紅白のお祝いセット」の目論見は頓挫しそうなムードになっている(笑)

 天気には勝てない。

 雑草との戦いも続く。

 日本初の赤いスイートコーン「大和ルージュ」に先々週1回目の追肥をした。

 喜んだのは大和ルージュだけでなく雑草も同じだったようで、午後3時を過ぎてすこし上空に雲が広がってきたので、多少暑さも和らぐだろうと思って草刈りをした。

 昨年はポットに植えてからマルチを敷いた畝に大和ルージュを定植したが、今年は直播で試している。

 昨年、定植する際に腐食酸を指でつまんで、少し投入したテストが良好だったため、今回の直播でも一部の列には試験的にやっている。発芽してしばらくしてから、腐食酸をまいた列は葉の色も濃くて成長もよい。

 大和ルージュの間の雑草を刈る列と、雑草を放置する列も比較している。

 この場所は周りに大きな障害物がないため、風の影響を受けやすい。

 昨年も倒伏防止のため、大和ルージュを8から10本まとめて紐で束ねるなどの対策を行った。

 今年は、間の雑草で丈のあるものは腰の高さで切って放置し、倒伏防止に一役買ってもらおうとの試験も行うつもりだ。少し暗く映っている写真は、デジカメがフラシュを使えと指示していたもの。それもそのはず、気づけば7:30になろうとしている。

今日の草刈りはここまでとした。