• あり得ない取り組みをしなければ、あり得ない結果は得られない。信州安曇野で果樹栽培をしています。

まもなく収穫終了

 今年も梨の収穫はまもなく終了となる。春はだいぶ早くやってきたものの、花の開花からしばらくして寒さがもどってきての凍霜害や7月から8月の長雨、降雹もあった。

 喜水を皮切りに幸水。その後の豊水。例年だと南水よりも少し遅いはずのあきづきが、南水とほぼ同時期に収穫可能となった。サンセーキも南水、あきづきと並行して収穫し、日の出、新星が後に続いた。

 北海大王もわずかに採れたが、見た目のインパクトだけで味は今一つと思っていたし、事実ネットの書き込みでも「1個だけ試し買いして味を見ただけ」と手厳しい意見もある。しかし、身近な人たちに試食していただいたところ意外に好評だった。やさしい甘さとわずかに洋ナシの香り。リンゴのような食感で美味しいなどの意見があった。お世辞もあると思われるが、手に取ってみると1Kgを超える重量と驚きが加点評価されているのかもしれない。

 糖度の検査もこまめに行ったが、早めの収穫に気がせいて冷静さを失ったか、糖度検査はしたが記録を怠ってしまい。詳しく紹介できない事を反省している。